太陽の熱って、地球まで届いてる?

コラム

太陽って、めちゃくちゃ熱いってイメージありますよね。
実際その表面温度は約6,000℃、中心部はなんと約1,500万℃もあるそうです!もはや想像を絶する熱さですよね。

そんな超高温の太陽ですが、その熱は地球まで直接届いているのでしょうか?

答えは、「直接は届いていない」です。

実は…太陽の熱そのものは届いていない

「太陽がそんなに熱いのなら、その熱が直接地球に届いてるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は 直接は届いていません。

え、どういうこと? と思った方、ちょっと身近な例で考えてみましょう。

例えば、キッチンのガスコンロを思い浮かべてください。直接火に触れていなくても暖かさを感じますよね。 これは 「輻射(放射)」 と呼ばれる熱の伝わり方で、電磁波によって熱エネルギーが運ばれる現象です。電磁波という言葉は少し難しく聞こえますが、光やラジオの電波などもその一種です。

太陽の熱が地球に届く仕組み

太陽の表面からは、目に見える光(可視光)だけでなく、大量の 赤外線 が放射されています。この赤外線は、先ほどのガスコンロの火のように熱を伝える性質を持っています。そして、宇宙空間を進みながら地球に到達します。

私たちが感じる太陽の暖かさは?

太陽から届く赤外線は、地球の大気や地表に吸収され、そこで熱に変わります。だから、私たちが感じる暖かさは、 太陽の熱そのものではなく、赤外線が地球に届いて「熱として変換されたもの」 なんです。雲が厚くなると気温が下がるのも、太陽の光だけでなく赤外線の量が減るからなんですね。

ちょっと意外な事実だったかもしれませんが、太陽の熱がどのように地球に届くのか、少しでもイメージできましたか?

 

夏の暑さの大きな原因は、太陽からの赤外線です

建物の屋根や壁が日差しを受けると、赤外線のエネルギーが吸収され、熱をため込んでしまいます。その熱が再び放射され建物内に伝わり、温度はどんどん上昇…。空調機を使用してもなかなか涼しくならず、電気代もかさみます。

リフレクティックスは夏の強い日差し(赤外線)を99%反射し、屋根や壁からの熱の侵入を防ぐことで、省エネで快適な空間をつくります。

「夏の暑さは仕方ない…」と思っている方、ぜひ一度ご相談ください。