同じ36℃なのに体感が違う理由――人は何に“暑さ”を感じているのか|暑さ寒さコスト削減はクライマテック |

目次
- 1. なぜ36℃が「暑い」と感じるのか?気温以上の不思議
- 2. 日陰と日向で体感が変わる仕組み ― 輻射熱が決め手
- 3. 体の内部でも違いが出る ― 皮膚温度と局所反応
- 4. なぜ「気温だけでは暑さを語れない」のか
- 5. 暑さ対策として知っておきたい「遮熱」の原理と実践
1. なぜ36℃が「暑い」と感じるのか?気温以上の不思議
気温が36℃の日、日向ではとても暑く感じるのに、日陰に入ると少し楽になりますよね。
人の体温はおよそ36〜37℃で、36℃のお風呂に入ると「ぬるい」と感じます。にもかかわらず、外気温が36℃だと「暑い」と感じるのはなぜでしょうか?
それは、太陽の直射(日射)や輻射熱といった、気温以外の熱エネルギーが体に加わるからです。人は単に気温だけではなく、周囲から受ける熱の総量で暑さを感じています。
この体感温度の違いを数値で表すのが「暑さ指数(WBGT)」です。WBGTは、気温だけでなく、湿度(湿球温度)や輻射熱(黒球温度)も含めて評価する指標で、熱中症対策にも使われています。
2. 日陰と日向で体感が変わる仕組み ― 輻射熱が決め手
なぜ同じ36℃でも、日向と日陰で暑さの感じ方が違うのでしょうか?
最大の要因は、太陽からの輻射熱です。
日向では、太陽光だけでなく、地面やアスファルトからの反射熱や放射熱も加わり、体に届く熱の総量が増えます。その結果、皮膚の表面温度が上がりやすくなります。
一方、日陰では太陽放射が遮られるため、体に届く熱が大幅に減り、体感温度も下がります。実際、日陰に入ると体感温度が3〜7℃も低くなり、WBGT値が1.9〜6℃低下するというデータもあります。
つまり、気温が同じでも、日陰の方が涼しく感じるのは、受ける熱の量が違うからなのです。体感温度は「気温」ではなく、「熱の総量」で決まります。
3. 体の内部でも違いが出る ― 皮膚温度と局所反応
屋外で日向と日陰の暑さが違って感じるのは、皮膚温度の差にも原因があります。
太陽の直射を受けた肌は、日陰の肌よりも大きく温度が上がります。ある研究では、日向の皮膚温度が約40℃に達することもあると報告されています。一方、日陰ではそこまで上がりません。
これは、皮膚が太陽の輻射熱を吸収し、熱を蓄えるためです。つまり、日向では体表面が高温になり、それが強い暑さの刺激として感じられるのです。
このように、局所的な輻射熱の影響が体感温度に直結することが分かっています。
こうした影響を測る指標として、「黒球温度(Globe Temperature)」があります。これは、気温に輻射熱の影響を加味した温度です。WBGTもこの黒球温度を含めており、気温だけでは測れない“暑さ”を数値化して熱中症リスクの判断などに使われています。
4. なぜ「気温だけでは暑さを語れない」のか
気温36℃という数字は、空気そのものの温度を示しているだけです。
しかし、人が感じる暑さは、体が受ける熱の“総量”で決まります。
その熱は、主に以下の3つの仕組みで体に伝わります:
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輻射熱:太陽や建物などから放たれる熱が波として届く
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伝導熱:熱いものに触れたときに直接伝わる熱
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対流熱:空気が流れることで体に熱が運ばれる
屋外では、太陽の輻射熱がとくに強力で、たとえ気温が36℃でも日光を直接浴びれば皮膚はもっと高温になります。その結果、実際の体感温度は気温以上になります。
さらに、湿度が高ければ汗が蒸発しにくくなり、体温をうまく下げられません。風が弱い日も同様です。
このように、暑さの感じ方は「気温だけ」では判断できません。
実際には「気温+輻射熱+湿度+風」を総合的に評価する必要があり、それを数値化した指標が「WBGT(暑さ指数)」です。
5. 暑さ対策として知っておきたい「遮熱」の原理と実践
では、暑さの体感を快適にするにはどうすればよいのでしょうか?
効果的な方法のひとつが、遮熱材の導入です。
「リフレクティックス」のような高性能な反射材は、太陽からの熱(輻射熱)を効率よく反射し、建物内部への熱の侵入を抑えます。
これは単に気温を下げるだけでなく、輻射熱をカットする事で人体が受ける熱の総量を減らす効果があります。
特に倉庫や工場などの大きな建物では、屋根や壁に遮熱材を使うことで温度が大幅に下がり、内部の温熱環境も改善されます。
大切なのは、「気温」ではなく、体が受ける熱すべてに目を向けることです。
気温36℃という数字だけを見て対策するのではなく、日射・輻射熱・湿度・風まで含めた、総合的な対策が快適さと安全性を高める鍵になります。
参考資料
- 環境省「熱中症予防情報サイト」 https://www.wbgt.env.go.jp/
- 厚生労働省「職場における熱中症予防情報」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000175897.html
- ペンシルバニア州立大学 Alexander Schwartz “HEAT FLOW BY RADIATION IN BUILDINGS”
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