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2025.12.15
コラム, 電気代削減, 脱炭素, 暑さ対策

数ある遮熱材の中で、なぜ“リフレクティックス”が選ばれているのか?|暑さ寒さコスト削減はクライマテック |

 

1. 遮熱と断熱の違い ― 熱に対するアプローチの根本から

よく「断熱材」と「遮熱材」が混同されがちですが、この2つは“熱”へのアプローチが根本的に異なります。

  • 断熱材:熱の伝導や対流を遅らせ、室内の温度変化を抑える。厚みや密度で性能を得る。
  • 遮熱材:熱そのもの(主に「輻射熱」)を跳ね返す。薄くても高い反射率で、熱の侵入や放出を防ぐ。 

つまり「伝導・対流」中心の断熱では対処しきれない「輻射熱」を制御できるかどうかが、建物の快適性やエネルギー効率に大きな差を生むのです。

遮熱材である リフレクティックス(Reflectix)は、この“輻射熱対策”を前提とした素材であり、既存の断熱材では届かない領域までカバーします。

2. リフレクティックスとは ― 宇宙技術がもたらした超薄型遮熱材

リフレクティックスは、米国インディアナ州に本拠を持つReflectix社によって開発された遮熱材。 もともとは宇宙産業で使われていた「反射絶縁素材」を、地上の建物に応用したのが始まりです。 

その構造は、両面に高純度アルミ箔(純度99.99%)をもち、さらにバブルポリエチレンシートや ポリエチレンシートを含む多層構造。合計でわずか約8 mmの厚さながら、 優れた遮熱/断熱効果を発揮します。

加えて、接着剤を使わずプラズマ溶着によって層を保持することで、接着剤劣化による剥離の心配がなく、 半永久的に性能を維持できる耐久性も兼ね備えています。

この「宇宙発のハイテク素材 × 日本の建築ニーズ」の組み合わせが、リフレクティックスの強みの源泉です。

3. なぜ「熱線を跳ね返す」だけで効果が高いのか ― 輻射熱と建物環境

建物内の熱移動には、「伝導・対流・輻射」の3原則がありますが、 実はこのうち「輻射熱」が占める割合は非常に大きく、熱移動の75%以上を占めます。

輻射熱とは、太陽からの赤外線や建物の屋根・壁で暖められた物体が放射する熱のことで、夏場に建物を暑くする大きな要因です。

リフレクティックスはこの“放射/輻射”の段階で熱を跳ね返すため、断熱材のように 「熱をためる/遅らせる」方式とは根本が異なります。 結果として、建物内への熱の侵入や流出を大幅に抑えられ、 「夏は涼しく、冬は暖かい」快適な空間を実現できるのです。 

これは、とくに屋根や天井・高天井が多く、輻射熱の影響を受けやすい倉庫・工場などの大空間施設で、その効果が際立ちます。

4. 導入メリット ― コスト削減から快適性、SDGs対応まで

リフレクティックスを採用することで得られるメリットは多角的です。

  • 空調コストの大幅削減
    遮熱施工により、冷暖房に必要なエネルギーが減り、電気代を大幅に節約できるという報告があります。 ある導入事例では、年間の空調費が89%以上削減できたケースも。 
  • 作業環境の改善 → 生産性・安全性の向上
    真夏の夏場でも、木陰のような涼しさが得られたという倉庫の実例があり、 従業員の暑さストレスや熱中症リスクを低減。 結果として離職率の低下や作業効率の安定化にもつながります。
  • 環境対応・ESG/SDGsへの貢献
    空調エネルギーの削減は、CO₂削減にも直結します。 遮熱材という形での“物理的な省エネ対策”は、投資価値の高い選択肢となります。 しかも、既存建物への後付け施工も可能で、既存インフラの有効活用にもつながります。
このように、リフレクティックスは単なる「暑さ・寒さ対策材」ではなく、コスト効率、環境配慮、建物の寿命、作業環境の安全性など、多面的な価値をもたらすソリューションです。

5. 選ばれ続ける理由 ― 信頼性と汎用性、そして「実績」という安心感

なぜ数ある遮熱材のなかで“リフレクティックス”が多く選ばれ続けるのか。それは、単なる性能スペックだけでなく、「安心感」「汎用性」「実績」が揃っているからです。

まず、反射率99%、厚さわずか8 mmという仕様は“実用性と費用対効果のバランス”に優れた設計。建物構造や施工条件に大きな制約を与えません。

さらに、倉庫・工場・プレハブ・コンテナ・公共施設・学校など、用途を問いません。屋根、壁、天井、天井裏、あるいは既存断熱材の内側・外側など、さまざまな建物構造への後付けにも対応可能です。

そして、なにより「実績」が語ります。多くの施工事例があり、導入後の効果が確認されてきたからこそ、企業の事業所から地方自治体の公共施設、学校関係まで、幅広い場所で導入されています。さらに、認定を受けた施工業者が全国に広がっており、地域を問わず対応可能というのも安心材料のひとつです。

おわりに ― 快適さと持続可能性を両立する遮熱の選択を

猛暑の夏、底冷えする冬――。大型倉庫、工場、学校、公共施設など、多くの利用者や従業員が行き交う現場において、温熱環境の不安は生産性低下や安全リスクにつながります。そんな時、単なる断熱材では不十分であり、熱の「輻射」という目に見えにくい要素にまで目を向ける必要があります。

リフレクティックスは、宇宙技術由来の“反射”というシンプルかつ強力な原理によって、建物環境を根本から改善する。しかも、高いコストパフォーマンス、耐久性、施工の柔軟性、そして実績を兼ね備えている――。

もし今、空調コストがかさみ、施設管理に頭を抱えているなら。あるいは、SDGsや省エネ・環境対応を本格化させたいなら。リフレクティックスの導入は、未来への確かな一歩となるはずです。

「快適さ」と「持続可能性」をあわせ持った、遮熱という名の新しい選択肢──。
ぜひ一度、私たちと一緒に、現状の建物を見直してみませんか?

詳しくは クライマテック遮熱事業部 ホームページ をご覧ください。


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株式会社 京豊運輸

クライマテック(遮熱)事業部

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