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2025.10.06
コラム, 電気代削減, 脱炭素

地球の未来を左右するCO2:温室効果ガスの正体と温暖化の仕組み|暑さ寒さコスト削減はクライマテック |

 

目次

1. CO2って何者? 温室効果ガスの主役に迫る

地球の気温を適度に保ってくれる“地球の毛布”、温室効果ガス。その中で主人公級なのがCO2(二酸化炭素)です。なんと温室効果ガス全体の約74%をCO2が占め、しかもそのほとんどが化石燃料由来というデータもあります。

日本に目を向けると、排出される温室効果ガスのうちCO2の割合が90.9%と非常に高く、「CO2削減=温室効果ガス削減」と同義として語られることも少なくありません。そう、CO2はまさに“主役中の主役”、この理解から始めましょう。

2. CO2が地球を暖める仕組み

CO2はなぜ温暖化の要なのか?その仕組みは意外と科学的にシンプルです。CO2分子は地球から放出される赤外線を吸収し、その一部を再び地表に向けて跳ね返す働きがあります。つまり、宇宙に逃げるはずの熱の一部が地球に戻され、温度が上がるというわけです。

3. 今の地球、CO2だらけ!? 最新データをチェック

「CO2濃度って今どれくらい?」 気になる最新の数字をお届けします。

  • 2023年の大気中CO2の世界平均濃度は約420.0 ppm。これは1750年の約278 ppmと比べ、51%増しです。
  • さらに2024年には421 ppmを突破し、年増加量はこの14年で最大の3.5 ppm/年という衝撃のペースでした。
  • 世界全体のエネルギー起因CO2排出量も2024年は最高の37.8 Gt(ギガトン)を記録。その結果、大気中CO2濃度は422.5 ppmに到達しました。
  • 記録的なCO2濃度は過去80万年で最高、2024年は前産業革命期比で1.5°C超の気温上昇も突破し、人類史上もっとも暑い年とされました。

これらの数字は「いよいよ手遅れ?」と不安になる方もいるかもしれませんが、「ならば今こそアクションのとき!」という力強いメッセージでもあります。

4. 遮熱でCO2削減?そうです、遮熱は温暖化「対策」です

遮熱シート「リフレクティックス」は“CO2を減らす”ものではありませんが、屋内の温度上昇を抑えてエネルギー使用(特に冷房)を減らす効果があります。つまり、温室効果ガス排出の「間接削減」につながる優れた防衛手段です。

5. 未来の地球は“建物”で変わる?——企業経営と遮熱の新常識

CO2排出の多くは「建物のエネルギー使用」から生まれます。特に、倉庫や工場などの大規模施設では、冷暖房による電力消費が企業の環境負荷に直結しています。

ここで注目されるのが「外皮性能」=建物そのものが持つ“省エネ体質”です。 実は日本でも、「建築物省エネ法」の改正を背景に、非住宅の新築・増改築時に省エネ基準適合の義務化が進んでいます。つまり、今後は「建物が省エネであること」が企業の当たり前になっていくのです。

そこで提案したいのが、“建物の遮熱性”を高めるというアプローチ。リフレクティックスのような高性能遮熱材を使えば、以下のような企業価値向上が期待できます。

  • 電力使用量の削減 → CO2削減 → 脱炭素経営の加速
  • 空調機器の負荷軽減 → 設備寿命の延伸&コスト削減
  • 作業環境の快適化 → 従業員の安全・健康・生産性の向上
  • 災害時の温度上昇抑制 →避難施設の機能強化・対応力向上

しかも、これらの効果はすでに教育施設・スポーツ施設・工場・倉庫など、多くの導入事例で確認されています。

6. クライマテック遮熱事業部ができること

冷房負荷の増大、エネルギーコストの上昇、そして厳しくなる省エネ基準。これらはもはや“気候変動のせい”では済まされない、経営判断の領域になっています。

私たちクライマテック遮熱事業部では、こうした課題に対して「建物自体の熱の入り口を制御する」という視点から、実効性の高いソリューションをご提供しています。

ご提供サービス(一部抜粋)

  • 屋根・壁面への遮熱材施工(リフレクティックス)
    ↳ 輻射熱を99%反射し、室温上昇を根本的に抑制します。
  • 現地診断と熱環境の見える化
    ↳ 実測によるWBGT計測やサーモグラフィ診断に対応。現場の“暑さ”を可視化します。
  • 省エネシミュレーション
    ↳ 長年の施工実績と研究に基づき、店舗・工場から冷蔵設備など幅広い空調環境において、高い精度で削減効果を提示できます。※省エネシミュレーションは有料サービスとなります

すでに多くの工場・倉庫で効果を実感!
電力使用量の削減、空調機器の負担軽減、働く方の熱中症リスク低減など、さまざまな導入事例をご紹介しています。

詳しくは クライマテック遮熱事業部 ホームページ をご覧ください。

 

参考資料

  • Our World in Data「CO2 and Greenhouse Gas Emissions」
  • 環境省・WDCGG「2023年大気中CO2濃度は420.0 ppm」
  • IEA「2024年CO2排出量は37.8 Gt、422.5 ppmに達する」
  • NASA「CO2が150年前より50%増加」
  • 建築物省エネ法・外皮性能(経済産業省・国交省)

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株式会社 京豊運輸

クライマテック(遮熱)事業部

大阪府大阪市東住吉区今林2-3-2

〇TEL:0120-928-197

〇FAX:06-6757-5433

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