輻射熱・対流熱・伝導熱とは?~輻射熱編~|暑さ寒さコスト削…

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輻射熱とは?身近に感じる熱の仕組み

はじめまして、株式会社京豊運輸『クライマテック事業部』営業主任の菊地と申します。 今回は遮熱対策にも関係の深い熱移動の3原則の一つ、「輻射熱」についてお話しします。輻射熱という言葉はあまり聞き馴染みの無い言葉かもしれませんが、実は私たちの生活にとても身近な存在です。

 

輻射熱とは?

輻射熱とは、物体が放射する電磁波によって伝わる熱のことです。この熱の伝達方法は、物質が持つエネルギーが電磁波として放出されることで起こります。たとえば、冬に遠赤外線ストーブの前に立つと、直接触れなくても暖かさを感じるのは、ストーブからの輻射熱が体に伝わっているからです。太陽の光を浴びて暖かさを感じるのも、この輻射熱の一例です。

輻射熱は私たちの日常生活に多くの関わりがあります。都市部では多くのビルやアスファルト舗装があり、これらの表面は太陽光を吸収しやすく、その熱を蓄える特性があります。夜間になると、その蓄えた熱が放出され、気温の低下を妨げます。いわゆるヒートアイランドと呼ばれる現象の一因も、太陽からの輻射熱の影響を受けているのです。

 

輻射熱が建物に与える影響

ペンシルバニア州立大学で行われた、建物に対しての熱移動についての研究報告で、およそ75%は輻射熱によるものであると述べられています。この結果は建物上部・側面・下部のいずれからもほぼ同じ影響があることが解かっています。夏の強い日差しは過剰な輻射熱をもたらし、建物内の温度を上昇させています。


画像引用元:株式会社佐武

人々の生活や働く上での快適な環境を作る為には、空調機などによって建物内の温度調節する必要がありますが、近年の平均気温の上昇や、燃料費の高騰などの影響もあり電気代などのコスト、エネルギー消費は増える一方です。

しかしながら、輻射熱を効果的にコントロールすることで、建物内の温度を快適に保ち、コストやエネルギー消費を抑えることができます。当社の遮熱技術は、輻射熱を99%反射する遮熱シート『リフレクティックス』を使用し、建物を外部からの輻射熱から守ります。また、建物内部の温度も反射する事によって夏場は涼しく、冬場は暖かくなり冷暖房効率も向上させることができ、コストの大幅な削減につながります。

 

以上、輻射熱は、私たちの生活に密接な関係があり、日常の様々な場面でその影響を感じることができます。しかし、過剰な輻射熱は生活環境に悪影響を及ぼす事もあります。今後も当社の遮熱事業を通じて、皆様の生活をエネルギー効率の高い、より快適な環境にしていきたいと思います。

 

 

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株式会社 京豊運輸

クライマテック(遮熱)事業部

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